地元ハンガリーに敗戦…オリンピック出場をかけた激戦 #女子バスケ #カナダ

初戦でスペインを破る金星を挙げたバスケ女子日本代表だったが、地元ハンガリーとの第二戦に敗れて、一転、オリンピック出場を逃すピンチに陥った。全チームが1勝1敗で並ぶことになり、第三戦で勝った2チームは文句なしで出場となるが、負けて1勝2敗となったチームは、当該対決の結果が優先される。スペインvsハンガリーは、地力に勝るスペインが勝つ可能性が高く、日本が負けた際には、直接対決で勝っているハンガリーが出場となる。カナダは格上の相手だけに、厳しい戦いとなるのは間違いないが、もう勝つしかないという状況。

 

 未明のハンガリー戦は、今回唯一の格下とも言える相手で、順調な立ち上がりを見せたが、高さではるかに勝る相手からリバウンドを奪えず、徐々に主導権を握られリードを許す。リードを奪い返す場面もあったが、終わってみれば75-81の敗戦。連戦の影響でスペイン戦に比べてスピードが落ちていたことに加えて、3ポイントも初戦ほど決まらず苦しい展開。残念ながら、大会前から指摘されていた恩塚HCの対応力の問題が出てしまったようである。高さは仕方がないとしても、3ポイント一辺倒ではなく、ドライブで仕掛ける場面が、もっと合っても良かったように思う。特に、5ファールでは決めなくてもいい訳だし。

 

いくら言っても、終わったことは仕方がないので、何とかカナダを撃破してもらいたい。頑張れ、ニッポン!