WBC制覇のインパクトから一年、侍ジャパン再び!欧州代表戦に注目!

井端監督が、侍ジャパンの欧州代表との強化試合における選出選手を発表したが、なかなか面白いメンバーだと感じた人が多かったのではないか?

 

ちょうど一年ほど前の第5回WBC制覇のインパクトは大きく、侍Jへの注目度は、これまでになく高い。昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップも、若手中心だったとは言え、辞退者が続出した、かつてのシーズン後の代表戦では考えられないぐらい選手は真剣そのもので、観客の応援の熱気も凄かった。今回も、欧州代表という、これまでにない相手チームとの戦いと言う点からも興味深いし、代表選手もヤクルト・村上、西武・源田、ソフトバンク・近藤、オリックス・宮城といったWBCメンバーに加えて、アジア選手権で活躍した広島・坂倉、日本ハム・根本、広島・小園、日本ハム・万波、さらには大学生もいる選手構成で、どのような戦いをするのか目が離せない。井端監督が、ベテランと若手、さらには未来の侍戦士の融合により、プレミア12や次のWBCを見据えているのは間違いない(もっとも、井端監督は途中で退任する可能性が高いようだが)。このような貴重な代表戦が組まれることになったのは、やはりWBC制覇による侍ジャパンの注目度アップによるところが大きく、サッカーの代表のように定着していくことを予感させるものである。サッカーに比べると、世界的には普及していない野球ではあるが、日本チーム強さに加えて、MLBのスターも多いことから、日本での野球の注目度は高い。競技人口が減っても、日本人は野球が好きなんだなと、改めて感じさせられる。